NOB-sanの日記

STUDIO ARL ディレクターNOB

「生」を感る・・・

なんとも・・・
友人が亡くなった。

一昨年の東京でのライブでは観れないにもかかわらず
終わってからビールを差し入れしてくれた。
結婚しようと思うんです、と言っていた彼女と手をつないで
帰る後姿が、すごく羨ましくも思えた。
昨年、僕の所で発表したギタリストのアルバムを
わざわざ某ロック雑誌の編集長に届けてくれた。
(今でも凄くうまくいってるよ!ホントにありがとう!)

お礼に次回の東京で、ラーメンをご馳走しよう!と。
やりとりは、そこが最後か・・・

ご冥福をお祈りいたします。

もちろん僕も他人事ではない。
いつ何が起っても・・・それが人生だからね。

良くも悪くも、全てを受け入れなきゃいけないのもまた人生。

なので僕は、「何かあった時」のための別日記をワードに
残してる。
僕の人生の転機であろう全てに対してである。
なかなかメールでの「ありがとう」以外にも何度言っても足りない
「ごめんなさい」や「すみません」なんかがあったりするのは
きっと皆きっと一緒だよね。
タイミングを逃すと・・・「ありゃ・・・」となる事ってあるはず。
それを、書き留める。
「自分に忘れないために」
「何かあった時に、知って貰うために」

もし50までの人生ならあと6年半。
60までなら16年・・・
バンド人生なら・・・
年にライブ4本なら約24本と65本。
どちらも若い時代の2年に満たない数字だ・・・
(かと言って、今はそれ以上は無理だなぁ)
仕事が出来てもこの期間で何ができるか!!何が残せるか。

自分の気持ちだけを、記しておくんだ。

自分史にこだわるのもそんな事からだよ。

生と死は、ほんとに狭間だ。

ラーメンをご馳走できなかった事、すごく残念だ。

だが、本当にありがとう。

NOB